《2000年01月23日 〜 2000年01月29日》


【寒さが苦手なばっかりに…】

 私は、夏(七夕)生まれの為か、寒いのは、大変、苦手です(これって、本当に関係あるのでしょうか?)。従って、冬場ともなりますと、暖房は欠かせませんし、風呂も、毎日、沸かさないといけません(シャワーだけで済ますなんてことは、絶対に無理です←寒さの苦手でない人でも、そうだと思いますが…)。

 今週、電気とガスの使用量明細が届きました。案の定、予想していたとはいえ、電気代は約9800円、ガス代は約8600円…。合わせて18000円以上にもなっていました。かなりショックでした。…でも、男のくせに冷え性なんで、寒いと、思うように手を動かせず、キーボードを打つことさえままなりません。早く、春は訪れないかと、それだけを心待ちにしております。

【「アルスラーン戦記名言集」作成中】

 今、「アルスラーン戦記名言集」なるものを作成するにあたって、現在まで刊行されている10巻までを、読み返しています。そのお陰で、他の刊行物を読むことが出来ないのは、とてもつらいことです…。

 この計画は正月より実施し、ようやく半分(5冊)を、読み終わったところです。このペースで進めば、2月中には完成できると思います。田中芳樹さんの小説は、実際に役立つ言葉がたくさんあるので、「アルスラーン戦記」だけでなく、「銀河英雄伝説」についても、引続き、名言集の作成に取りかかっていく所存です(実は、今年の目標の一つでもあります)。

【「美味しんぼ 74巻」読了】

 美味しんぼの74巻を読了しました。74巻のサブタイトル、「恍惚のワイン」からしてもお分かりの通り、今回のメインテーマは、ワインです。最近は、赤ワインを中心に、日本ではワインブームが流行しています。まさしくタイムリーなテーマといっていいでしょう。

 ワインの流行の陰には、ポリフェノールの存在があります。ポリフェノールは、成人病予防には欠かせない成分を含んでおり、動脈硬化などを防ぐ性質があるといわれています。このことが、ワインブームの火付け役ともなりました。しかし、ワイン愛好家の中には、これを快く思っていない方もいらっしゃいます。「ワインは健康飲料ではない。ポリフェノールだったら、チョコレートやココアにだって、たくさん、含まれているではないか」と。真にワインを味わう目的から逸れていることを、指摘したいのでしょう。確かに、ポリフェノールの有効性が明らかになったのは、ごく最近のことです。しかし、ワインは健康の為にも良いという話は、1873年、マクミラン社より発行された、P・G・ハマトン著の「知的生活」の中に著されるほど、昔から、言われ続けてきたことです。彼の著作に影響を受けて、ワインを愛好するようになった者も、欧州では幾人もいることでしょう。そんな彼らを、日本人は批判する立場にあるのでしょうか?

 そして、ワインといえば、フランス料理との相性は良く、反対に、和食との相性は良くない、と言われています。本書のテーマにおいても、この点を問題提起した上で、物語は進行していきます。果たして、和食とワインの相性について、本書の結論はいかに?

 「恍惚のワイン」の他にも、料理の3原則といわれる「香りを逃さない」「食べ物に適した温度と時間で調理する」「味は料理が冷めていく過程で食材にしみ込み、温まる過程でしみ出す」について、科学的な解説と、それに適した調理器の紹介をされています。そして、後半には、もう一つ主要な材料をテーマにした物語で締めくくっています。それは、「椎茸」です。これを読めば、椎茸の栽培方法の過程や調理法まで、学ぶことが出来ます。是非、ご一読下さい。