《1999年10月03日 〜 1999年10月09日》


 ミラ姉さんの情報によりますと、北海道(札幌?)のワーナーマイカルシネマにて、レディースデーだけでなく、メンズデーも行われるようになったとか。この話が本当であれば、毎週月曜日、男性は1000円で、映画鑑賞できるようになるというわけです。これまでは、毎週水曜日、女性のみ1000円で映画鑑賞できるレディースデーと、毎月1日、男女限らずに1000円で映画鑑賞できるファーストデー、そして21時以降は1200円となるレイトショーと、この3つのサービス制度だけだったので、映画鑑賞を趣味に持つ私としては、聞き捨てならない話です。ところが、ワーナーマイカルシネマズ高岡のホームページを見ても、メンズデーのことについては、一文も記されていません。まだ北陸には、そのサービスが到達していないだけなのか、それとも、一部の地域に限る制度なのか…。とても、気になりますので、誰か、この噂の真相を教えて下さい。


 休日、久し振りに、「入浴読書」をしました。「入浴読書」とは、名前の意味する通り、お風呂に浸かりながら、ゆっくりと読書を堪能するというものです。はっきり言って、一人暮らしならではの生活方法です。このネーミングは、自分で勝手に付けたものですが、自己啓発や知的生活に関する本等でも、希に、入浴しながらの読書を紹介している本を見かけます。春以降、お風呂ばかりではガス代も高くつくので、ずっとシャワーで済ましていた私も、10月に入って、涼しくなってきたことと、ここ最近、読書を疎かにしていたこともあり、お風呂を掃除して、約2時間の入浴読書を満喫しました。今回、バスルームに持ち込んだ本は、中央公論新社より発売されている、茅田砂胡さんの「スカーレットウィザード」の1巻。あのファンタジー小説、「デルフィニア戦記」シリーズの著者による新作で、SF短編(おそらく短編)シリーズです。私は、ファンタジー小説派なので、あまりSF小説系統には手を出さないのですが(銀河英雄伝説だけは別)、茅田さんの作品ということもあり、取りあえずは買うだけ買って、これまで、ずっと積ん読の状態にしていました。そして、今回の入浴読書で、湯船に浸かりながら、読み進めていくと、これが面白い。「デルフィニア戦記」では、ヒロインのリィが、人間離れした活躍を見せますが、「スカーレットウィザード」のヒロイン、ジャスミンも桁外れ。見開きの著者の言葉には、「前作が前作だったので、今度は一つ、まともなカップルに書いてみようと思いました」と書いてありますが、どっこい、二人とも、ある意味、異常です。内容は、宇宙で海賊を営んでいるケリーと、宇宙一を誇る巨大財閥の女王ジャスミンの二人が出会い、そして、二人はある目的で行動を共にするというもの。おそらく、4〜5巻の短編小説になると思われますが、この作品も大ヒットは間違いないと思われますし、ストーリーの幅をいくらでも広げられると思いますので、5巻といわず、10巻ぐらいは続けてほしいところです。結局、2時間の入浴読書では読み終えることは出来ず、かといって、途中でほったらかしにできないほど、のめり込んでしまったので、その後、テレビを見た後、布団にもぐりこみながら、一気に最後まで読んでしまいました。多分、この後、11月25日に2巻を発売することになると思いますので、今から、とても楽しみです。



工場の敷地内にある庭の木陰で、くつろいでいるラビ

 最近、私の勤める工場の敷地内で、一匹のウサギを見かけるようになりました。このウサギは、8月頃に出没し、いつのまにか、私たち従業員のマスコットとして、親しまれるようになりました。最初、私はてっきり、飼い主が、たまたま工場の敷地に捨てたとばかり思っていました。その後、近所の飼いウサギであることが分かり、よく考えてもみれば、ペットを捨てるのに、わざわざ工場の敷地に離すというのも、変な話だと思いました。どうやら、このウサギ、家から脱走したらしく、たまたま、ここの居心地が良かったのか、何度か飼い主の方が捕まえにきては、また脱走を繰り返しているようです。私たちにとっては、別に仕事の邪魔になるわけでもなく、ウサギを好きにさせています(多分、工場長や課長も黙認していると思います)。工場の敷地にいるときは、その辺の雑草や、食堂のおばちゃんから与えられる、切り残しの野菜を食べているようです。ペットだけに、人にもなつくようですが、私が、残業で遅くなった日の帰り、入り口の前でちょこんと座っているウサギをみつけ、近くまで寄ってみたところ、ちょっと警戒したのか、ピョンピョンと逃げていきました。また別の日には、出勤時に、建物の脇に生えている雑草を食べているところを目撃しました。そのとき、皆、このウサギのことを知っているのか、まるで、工場にいることが当たり前であるかのように、ウサギの横を素通りしていました(皆、朝の忙しいときだけに、かまっている暇がなかっただけなのかもしれませんが…)。このウサギ、名前は「ラビ」、性別は雌のようです。少し、話は変わりますが、今年は、「癒し」という言葉を、よく聞くようになりました。おそらく、今年の流行語の一つに数え上げられることは間違いないでしょう。特に、「癒し」と聞いて、連想されるものに、本上まなみさんとか(癒し系と呼ばれていますよね?)、坂本龍一さんのピアノ曲、そして、たれぱんだ等。それ程までに、この言葉が現代に定着した背景には、深刻な社会情勢の中、人は、これまで以上に、「癒し」を、多く求めるようになってきたのだと思われます。そして、私たち従業員にとっても、このラビちゃんを見ることで、癒されたかったのかもしれません。ウサギを放し飼いにしていることについて、工場長をはじめ、上司の方々の寛大さに、深く感謝します。


 プレイステーション用のF1レースゲーム、「Formula One 99」のホームページが、ようやく公開されました。ファミ通で初めて紹介されてから、これまで、SCEIのホームページを、毎日チェックしていたので、開設されたときは、とても嬉しかったです。早速、ホームページを一通り読んでみたところ、まだ、全貌は全て明らかにはされておりませんでしたが、グラフィックの美しさについては、間違いなく、前作を大幅に上回っているようです。今まで10月中となっていた発売日についても、10月21日と正式に決定したようですし、更に期待が高まります。前作、「Formula One 97」も、ゲーム性としては、まずまずの出来だったので、よりマニア心をくすぐるような仕上がりになっていることを願っています。


 国際自動車連盟(FIA)は、10月6日に、来年、西暦2000年のF1世界選手権の暫定スケジュールを発表致しました。開幕戦は、今年同様、オーストラリアGP(メルボルン)で、最終戦は、これまでの定番だった日本GP(鈴鹿)ではなく、マレーシアGP(クアラルンプール)になるようです。そして、アメリカGP(インディアナポリス)の開催は、1991年以来の9年ぶりとなります。また、たばこ広告の問題で、開催が危ぶまれている、ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)も、現段階では、取りあえず、日程に組み込まれています。個人的には、スパ・フランコルシャンは、オー・ルージュという名物コーナーがあり、また、全戦を通じて、1周の距離が、最も長いサーキットだけに、スケジュールから外されるのは、寂しいものがあります。是非とも、来年も開催してもらいたいです。

 第1戦  3月12日 オーストラリア
 第2戦  3月26日 ブラジル
 第3戦  4月 9日 サンマリノ
 第4戦  4月23日 スペイン   ※暫定日程
 第5戦  5月 7日 フランス   ※暫定日程
 第6戦  5月21日 ヨーロッパ  ※暫定日程
 第7戦  6月 4日 モナコ    ※暫定日程
 第8戦  6月18日 カナダ
 第9戦  7月 2日 イギリス
第10戦  7月16日 オーストリア ※暫定日程
第11戦  7月30日 ドイツ    ※暫定日程
第12戦  8月13日 ハンガリー
第13戦  8月27日 ベルギー
第14戦  9月10日 イタリア
第15戦  9月24日 アメリカ
第16戦 10月 8日 日本
第17戦 10月22日 マレーシア


 ファミ通10月22日号を読みました。どうやら、ドリームキャストで一番、期待のかかっている「シェンムー 一章 横須賀」の発売日は、10月28日から、2000年春に、延期された模様です。ゲーム内容のスケールから考えても、内容盛りだくさんですし、このような結果になるのも仕方のないことかもしれません。このゲームの為に、ドリームキャストを購入した人や、また、購入計画を立てている人にとっては、少なからず、こうなることを予想していたことでしょう。できることなら、当たって欲しくない予想でしたが…。でも、この「シェンムー」というゲームの世界の中で、複数のゲームが盛り込まれているので、やりがいはあります。往年の「スペースハリアー」や「ハングオン」も、そのまま収まっているようですし、この他にも、いろんなミニゲームが用意されているようです。…でも、あと、もう数日だったというのに、半年後に延期されるとは…(それ以前に、私はドリームキャストそのものを買う目処をつけておりませんが…)。


 休日、朝の早くから、「おとぎの森公園」と「クロスランドタワー」に出掛けました。目的はただ一つ。T先輩から借りたデジタルカメラ(ソニーのマビカ)を使って、何枚かの写真を撮ることです。それが、雲行きの少し怪しいときに、「おとぎの森公園」に到着してしまったのと、会場内の施設では、何かのイベントがあるらしく、早朝でも人の通行が目立ち、なかなか思うような写真を撮ることが出来ませんでした。撮りたい箇所はもういくつかあったのですが、もう一度、出直さなければいけないようです。一方、「クロスランドタワー」に着いた頃は、太陽も顔を出していたので、バッチリと撮ることができました。ただ、本心を言うと、あるアングルからの一枚を撮りたかったのですが、そのためには、恥ずかしい格好をしながら、シャッターを押さないといけません。この頃には、人の出入りも多くなっていたので、それだけは、今回、諦めました。ただ、どうしてもそのアングルを撮りたいので、その為には、ここにも、もう一度、足を運び直さなければいけないようです。後は、今回撮った写真を、フォトレタッチソフトを使って修正(主に明るさとシャープ)し、ホームページに公開するのみなのですが…。未だに、もったいぶるかのように、一枚も写真を掲載していないのは、写真に添える文章を、まだ手がけていないからです。