《1999年08月30日 〜 1999年09月05日》

 最近、カルビーの「夏ポテト さわやかレモン味」を食べながら、ファミ通を読むことに、休日の幸せのひとときを感じる今日このごろです(安っぽいなぁ)。ファミ通9月10日号では、まず、1980年代に一世風靡した「パックマン」が、まもなく20歳の誕生日を迎えるということで、生誕20周年を記念して、「パックマンワールド」を、1999年秋に発売するそうです。この最新作には、クエストモード、メイズモード、オリジナルモードの3種類が用意されており、オリジナルを近代風にアレンジしたメイズモードは、3D迷路に生まれ変わり、クエストモードでは、3Dのアクションゲームになっています。個人的に買う予定はありませんが、世界でも有名なパックマンということもあって、取り上げてみました。次に、スーパーファミコンの「ファイアーエムブレム トラキア776」。ファミコンで発売された「ファイアーエムブレム」以来、大好きなゲームの一つとなりました。シミュレーションRPGというジャンルでは、この作品を抜きにして語ることは出来ないでしょう。ストーリー、キャラクター、ゲームシステム共に、文句なしです。ただ、もう、スーパーファミコンは持っていないので、この新作をプレイすることは出来ません(泣)。誰か、安くスーパーファミコンを譲ってくれる人はいないものでしょうか? 最後に、ドリームキャストにて、10月28日に発売予定の「シェンムー」をご紹介致します。「シェンムー」は、知人が、このゲームのために、ドリームキャストを買うと言わしめただけに、何から何まで桁違いなスケールを感じさせます。私もお金さえあれば、間違いなく買うことを決意しているでしょう。ただ、もう一人の友人は、割と辛口な評価をしているだけに、複雑な心境です。…といっても、ドリームキャスト本体すら持っていないのに、こんなことを私が言うのも変なことなのですが…。ジャンルとしては、アドベンチャーゲームの進化系といった方がよろしいでしょうか? このゲームでは、「QTE」と呼ばれるシステムがあり、画面上に現れるアイコンにより、タイミングよくボタンを押すという、シンプルな操作によって、様々なイベントを楽しむことができます。昔、ゲーセンで見かけた、「タイムギャル」のような感覚です(かなり古い話ですが…)。なかには、格闘ゲームのように、コマンドの組み合わせによって技を繰り出すというのもあるようです。何よりも、横須賀という舞台の中を自由自在に動き回ることができるのは、今までにない自由度です。物語に登場する、九龍城の部屋数は1200を超えるとか。そして、天候や時間による風景の変化。登場人物も数多く登場し、それぞれ、横須賀の舞台の中で、独自の生活や行動をとっています。どちらにしても、この先、ドリームキャストの主力商品となるのは、間違いないでしょう。

 先日、長野に勤めている友達から、長野のタウン情報誌「月刊ながの情報」を、数冊いただきました。富山県でいう「月刊タウン情報とやま」のようなものです。このタウン情報誌をもらうことになったきっかけは、今年から長野に転勤となった友達に、私が、「長野は冬になれば、スキー場とかあるけど、オフシーズンのときって、どこか見所とかスポットとかあるの?」と聞いたのが始まりで、その後、久し振りに富山に戻ってきた彼から、3冊の「月刊ながの情報」を譲り受けました。内容は、「月刊タウン情報とやま」と、さして変わらないものの、他県の情報だけに、新鮮さを感じました。白馬村のドライブスポットの紹介では、美術館、植物園、大出の吊橋などを紹介。その翌月号には、志賀高原のドライブスポットを紹介し、そのまた翌月号は、菅平高原のドライブスポットを紹介していました。私にとって、長野=スキー、スノボーという図式しかなかっただけに、紹介されていたスポットは、どれも私の興味を惹き、ついつい行ってみたくなりました。いつか、その長野の友人の元へ、遊びに行く機会があれば、是非、自然を満喫できるようなところへ連れていってもらいたいものです。

 F1第12戦、ベルギーGPをテレビ鑑賞しました。感想につきましては、レビューしてありますので、そちらの方も併せて読んでいただきたいのですが、レース展開としては単調ということもあって、さすがの私も、途中で飽き飽きしてきました。やっぱり、タイヤの溝をなくし、元のスリックタイヤに戻して、白熱したレース展開になるよう、働きかけてもらいたいものです。一方、次戦、9月12日におこなわれるイタリアGPに先駆け、今、プレステの「フォーミュラ・ワン97」というF1ゲームにて、イタリアGPを予習がてらに練習しています。いろいろとマシンのセッティングを変えながら、自分なりの最速ラップを叩き出そうと何十周も走行しています。あくまでゲーム上では、ダウンフォースを抑えて、高速仕様にした方が、2秒ぐらいタイムは縮まるようです。次回のイタリアGPのレビューの際には、私の記録も追記しておこうと思います(何の比較にもなりませんが…)。

 先週のダイアリーにて、コーヒー缶を話題に挙げましたが、その翌週、読売新聞にて、缶コーヒー商戦についての記事を見つけました。その記事によると、業界で老舗のポッカコーポレーションは、8月23日に新商品「ガティ!」を発売しました(このコーヒー缶は、既に入手済み)。この商品は、風味の劣化を招く酸素を取り除く独自の製法により、味わいを強調したそうです。キリンビバレッジも8月24日に、一気に4種類の商品を揃えた新ブランド「FIRE」を発売しました(この内、3種類はGET)。豆を二段階であぶるなどして、コクと香りを引き出すとともに、炎の焼き印を採用したデザインで差別化を図っているとのことです。アサヒ飲料は、ヒット商品の「ワンダ」に、ヘーゼルナッツの香りを加えた「ワンダ グルメコーヒー ヘーゼルナッツ缶」を、8月30日に追加したそうです。コーヒースタンドで人気があるエスプレッソタイプの香りの高いコーヒーで、味にうるさい消費者にこたえる戦略ということだそうです。最大手の日本コカ・コーラも同じ30日に、マイルドな味の新商品「ジョージア マイルドテイスト」を発売し、「最近にない力の入れよう」(広報担当)で迎え撃つとのこと(では、これまでは手を抜いていたのでしょうか?)。2位のサントリーは、「コーヒー ボス」に9月7日から「カフェオレ」を加えるとともに、オリジナル携帯電話などを抽選でプレゼントするキャンペーンを2000年2月までの半年間の長期に渡って展開するそうです。1998年の缶コーヒーの出荷数量は3億5千万ケースに上り、飲料市場の約25%を占める主力商品だそうです。各社が缶コーヒーに力を入れる背景には、飲料市場全体では大量の新商品が登場した結果、今後、需要の大きな伸びを期待しにくくなった為、主力商品で足場固めをしようという狙いがあるようです。最大の客層となっている20〜30歳代を中心に、消費者の固定化に向けた競争は更に激しさを増すだろうと書かれていました。

 1日に、「エントラップメント」を映画鑑賞してきました。7月16日に、「スターウォーズ/エピソード1」を鑑賞して以来なので、久し振りに映画館に足を運びました。今回、ベルギーGPのレビュー作成で手一杯となってしまったので、「エントラップメント」のレビューは、翌週公開を予定しています。ちょっとだけ、感想を述べさせていただきますと、個人的には、「スターウォーズ/エピソード1」よりも興奮し、感動もさせていただきました。内容は、2人の泥棒が建物に忍び込んで、お宝を奪うというもので、数々の罠を掻い潜っていくテクニックは必見です。次回の鑑賞予定は、キアヌ・リーブス主演の「マトリックス」です。

 先日、「マイアミ★ガンズ」の最終巻(4巻)と、「サイレントメビウス」の11巻を購入しました。「マイアミ★ガンズ」は、「マガジンスペシャル」という雑誌に連載されていたものらしいのですが、私はその雑誌を知りません。たまたま、本屋で、ふとこのコミックスの1巻に目がとまり、なんとなく買ってみたところ、まぁまぁ面白かったので、今に至ったという具合です(去年は、こういう冒険的な買い方をよくしました)。何よりも、二人の女市警が繰り広げるハチャメチャな捜査に、思わず笑ってしまいました。もう少し連載が続いてもよかったのにと思うのですが、次回作に期待したいです。そして、もう一方の「サイレントメビウス」は、高校生の頃から買い続けている、SF作品です。異世界より現れた妖魔を倒す為に、極秘に結成されたAMPという組織。組織のメンバーは全員、女性によって構成され、それぞれ独特の能力を持っています。最初はそれほど深い世界観を感じなかったのですが、巻を重ねる毎に、陰謀や謎、伏線などが明らかになっていき、未来的で独自の東京が描かれていく姿に興奮や感動を覚えました。このマンガとの出会いは、ある友人に勧められて読んでみたところ、最初は、あまり面白いとは感じず、愕然としたのですが、せっかく金を出して買ったんだし、このまま捨てるのは勿体ないということで、2度3度と読みなおすうちに、どんどんと作品の世界にハマっていき、ついには、イメージアルバムに手を出すほどの熱狂ぶりに。それがきっかけで、高橋洋子を知り、「眠れぬ夜に」という曲を、今も尚、愛するようになったのです。また、その後、「サイレントメビウス」の小説も発売されると知って、友達と自転車で、高岡市から富山市までの旧8号線を往復したこともありました(結局、そのときは見つからず終い)。それだけにいろいろな青春時代の思い出が詰まっているマンガでもあるのです。そして、とうとう次の12巻をもって完結するということで、感慨深いものを感じます。いつか、この日が来るとは思っていましたが…。

 土曜日に、井波町の閑乗寺公園に行ってきました。ここでは、ある目的の為に、写真を何枚か撮ってきました。この写真は、ホームページや○○○○で公開される予定です。ちなみに、ここは、1999年7月24日〜8月8日までの間、「いなみ国際木彫刻キャンプ 1999」のあった会場で、既に、そのイベントは終わっておりますが、いくつかの作品は、11月7日まで展示されております。その中で写真に収めたのは、浅井健作(東京都)さんの「Fly like a rabbit」、マリア・コモルニチャック(ポーランド)さんの「麦の収穫をする女」、マルク・デ・ローバー(ベルギー)さんの「1個体を構成する1000の要素」の3点です。フォトレタッチで編集した後、いずれ公開する予定です(その前に、能登半島一周と白山スーパー林道をなんとかしないと…)。閑乗寺公園は、井波市街地から車で5分、標高300mのところにあり、砺波平野の散居村を一望することができます。

 閑乗寺公園の帰りに、私のお気に入りの食べ処の一つ、高岡市戸出の「味」に行ってきました。ここは、以前、ナオさんに紹介してもらったところで(ナオさん、読んでますか?)、以後、何度も足を運ばせてもらっているところです。ここのお気に入りは、とんかつ定食(800円)です。肉がとってもジューシーで、これに、特製のミソをかけて食べると、もう、たまりません。この日の夜は、腹も減っていたので、ジャンボとんかつ定食を頼みました。全部、平らげたときには、もう、大満足のひとことにつきます。

 文苑堂野村店にて、「今日を楽しむための100の言葉 3」を買いました。「今日を楽しむための100の言葉」シリーズの著者は、伊藤 守さんという方で、コミュニケーション、心身の健康などに関する教育事業をおこなっている、鰍奄aDを設立されています。この本は、1ページにいくつかの言葉だけを載せた、大変、読みやすい本なので、1時間もかからずに読み終わってしまいます。しかし、一つ一つの言葉やその意味には、重みがあるので、それを噛み締めながら読んでいくという、大変、味わいぶかい本です。本当は、この他にも、中島 薫さんの「始めるのに遅すぎることなんかない!」も欲しかったのですが、そのときの持ち合わせが少なかったので、諦めることしました。この本は、14万部も売れているベストセラーで、実際に本屋で手にとってみたところ、大変、読みやすい作りにもなっているし、内容についても、私の興味のあるものばかりでした。「小さいことにくよくよするな!」の好きな人ならば、この本にも興味を示されることと思います。