《1999年06月14日 〜 1999年06月20日》

 私は、毎月、「ダ・ヴィンチ」という雑誌を購入しています。この雑誌は、新刊の書籍や、マンガなど、本に関するテーマを幅広く取り扱っています。その中で、今月に発売される新刊コミックと新書を、いくつか取り上げてみます。まず、6月18日に、集英社から「マイホームみらの(桜木雪弥:著)」の11巻が発売されます。みらのという家政婦と、その彼女に恋した直人がおくる、コメディタッチのマンガです。そして、小学館からは、「美味しんぼ(雁屋哲:作、花咲アキラ:画)」の71巻を、6月30日に発売します。私は、「美味しんぼ」を、69巻まで買い揃えています。70巻も、直ぐに買うつもりだったのですが、いつの間にか、ずるずると買いそびれてしまいました。この際なので、71巻と一緒に買おうかと考えています。そして、「『超』整理法」で有名な、野口悠紀雄さんは、6月25日に、ズバリ、「『超』整理法3」を、中公新書から発売します。ただ、富山県での発売日は、実際に予定されている発売日の1日遅れになるので、6月18日に、「マイホームみらの」の11巻を探しても、見つけることはできません。富山県では、19日が発売予定日なのです。ファミ通も、通常は毎週金曜日に発売されるところ、富山県では土曜日にならないと、店頭で見かけることはできません。流通に何か問題があるのでしょう。

 最近、会社のパソコン(NEC PC−9821 Ra20)の調子が悪くなったので、OS(Windows NT4.0)を再インストールしてもらいました。そして、この際だから、インターネットエクスプローラも、バージョン4.0にしてもらいました。これからは、3.02以前のバージョンでの動作確認はおこなえません。本当にごめんなさい。

 最近、ICレコーダーという、フラッシュメモリーと呼ばれる半導体に、音声をデジタル信号に変えて録音する機械が、順調に売れてきているそうです。今年度に入り、国内販売台数は、月間約2万台も売れているそうです。1997年度には7〜8万台だったのが、1998年度に入り、約20万台に達しました。1999年度では、おそらく30万台は売れるといわれています。これだけの売り上げにつながった理由としては、半導体の技術の進歩が関係しているようです。最近の半導体技術ならば、録音時間も2時間〜4時間と長く、パソコンとも連携できる機能も兼ね備えており、なかには、オリンパスのように、別売りのソフトウェアを利用することによって、録音した音声を、テキストデータに変換できるものもあるそうです。この他の利点としても、テープのような巻き戻しや早送りはなく、何よりコンパクトであるのが売りです。実をいうと、私も、サンヨーのICレコーダーを持っています。2年前に購入したものなので、20分程度しか録音できませんが、アイデアを吹き込むには、充分な時間です。以前、車の運転中に、アイデアが浮かんだときは、一旦、車を止めてから、メモを取りだしていましたが、これを手にしてからは、さっと吹き込めるので、とても便利です。フラッシュメモリーならば、電池がきれても、録音データは消去されないので、これからも、ビジネスマンを中心に、普及していくと思われます。

 現在、F1で使用されているタイヤは、ブリジストンのものです。去年までは、グッドイヤーのタイヤも使われていましたが、グッドイヤーは撤退してしまいました。近年では、スリックタイヤといって、溝のついていないタイヤは禁止され、スピードを抑制するために、4本の溝を入れたタイヤが使われるようになりました。また、昔から比べて、タイヤの幅も少しずつ細くなってきています。全ては、スピードを落とすことで、事故を防止していこうという目的があるわけですが、最近は、ドライバーの間でも、この溝つきのタイヤに反発する声もあがってきています。まず何よりも、タイヤと路面との接地面積が減り、グリップ力が失われてしまうので、コーナーぎりぎりまで加速して、前を走る車をオーバーテイクするのが、大変、難しくなってきています。これでは、F1の醍醐味も失い兼ねません。しかし、2001年以前に、このレギュレーション(規則)を変更することはないともいわれており、タイヤの問題は、まだまだ続きそうです。大体、4本の溝を施して、スピードを抑制したところで、それでも尚、200キロ以上の時速がでるわけですから、このスピードで死亡事故から免れるということは、ありえません。F1というスポーツは、死と向かい合わせの過酷なスポーツでもあります。私たちがF1に魅せられるのは、何よりも一生体感することのできない、そのスピードにあります。それを、テレビを通して鑑賞することに、面白みを感じているわけです。安全性を向上させることは、とても大切なことだと思います。私たちは、アイルトン・セナの死を無駄にするわけにはいきません。でも、アイルトン・セナの望んでいた安全性というのは、果たして、こんなことだったのでしょうか?

 郵政省は、1999年版通信白書にて、インターネットの世帯普及率が、僅か5年で11%にも達していることを明らかにしました。これにより、日本におけるインターネットの人口は、約1700万人にも昇ることになります。パソコンの世帯普及率が10%を超えるのに13年、携帯電話は15年も要しているのに対して、この5年というのは、猛スピードともいえる勢いで普及していることになります。それだけに、インターネットを利用した犯罪やコンピュータウイルスによるトラブル、個人情報の漏洩事件なども多発しており、最近もこのことが多く取り沙汰されているためか、私の友人も、インターネットに対する偏見を抱いているようです。今回は、その個人情報の漏洩に焦点をあて、先日、「特命リサーチ200X!」で、個人情報のセキュリティ対策について、放送されていたことを簡単にまとめて、ご紹介したいと思います。特にこれは、私にとっても、大変、身近なテーマなので、インターネットをする人や、ホームページを作成する人には、このことを知っておくことは、とても大切なことだと思います。

 まず、個人情報の漏洩において、パスワードを管理することは、初歩的な防衛策です。パスワードは、他人にとって、本来、必要とするものであってはいけないものなので、パスワードを教えてほしい、と聞いてくる人は、まず疑ってください。また、想像できるようなパスワードを使うことも問題です。電話番号や生年月日、氏名、イニシャルなんかは、すぐにばれてしまいます。また、そのパスワードを人目につくような場所に見せてはいけません。よく、パソコンの本体やディスプレイに、パスワードを書いた付箋を貼ってある光景をみかけますが、これは問題外です。また、パスワードを聞いてくる人には、一旦、氏名、所属部署や住所、電話番号を確認した上で、こちらから電話をかけなおすという、コールバックというテクニックを使うのも、一つの手です。「後で、パスワードを連絡するので、あなたの電話番号を教えてください」と言えば、相手は、適当にごまかして、電話を切らざるを得ないわけです。それでもなお、「そんな暇はない。早くパスワードをいわないと…」と迫ってくれば、もう悪用を目的としていることは、間違いありません。電話番号を聞き出してから、すぐにパスワードを教えることのないようにも気をつけて下さい。その電話番号が正しいという保証は、一切ありません。次に、ホームページを作成している人に気をつけてほしいことは、住所や電話番号を、ホームページに掲示してはいけない、ということです。住所は、都道府県と市町村程度に抑えたほうが無難です。電話番号も悪用される原因になるので、メールアドレスを公開するにとどめておきましょう。特に、ホットメールなど、無料のメールアドレスを使えば、いつでもメールアドレスを変更できるので、ダイレクトメール、ストーカーメール、ボムメール対策にも有効です。名前もできれば、ハンドルネームにしておきたいところです。一度、氏名を公開すると、別のホームページなどで、その氏名が紹介されたり、自分の知らないところで、広まったりしてしまうことがあります。後から自分のホームページから名前を削除しても、手遅れになってしまいます。あと、メールやチャットで、おかまを装う人もいるので、うまく女性に成りすまして、電話番号を聞き出そうとする手口にも配慮して下さい。

 ここしばらく、毎週、映画鑑賞しておりますが、今週も、ドリュー・バリモア主演の「25年目のキス」を映画鑑賞してきました。自己評価ランキングは、それほど高くありませんが、ドリュー・バリモアは、やっぱり最高です。レビューもしてありますので、そちらの方もご参照下さい。

 日曜日は、久し振りに特出(休日出勤)をしました。でも、私のように、コンピュータ関係の仕事をしている人ならば、他の人たちよりも、休日出勤の経験は数多くあると思います。コンピュータは常に24時間稼動していることが多いので、平日にコンピュータの電源を落とすと、業務に支障をきたす場合があります。従って、仕事のない休日に、メンテナンス作業をおこなわなければならなくなるのです。15時半には、一通りの作業を終え、それからは、既にカラオケをはじめている友達のところへ、足を運びました。実は、その2人の友達とは、初めてのカラオケで、そのうち、お一人の方とは、初対面ですらあります。でも、その後もファミレスで盛り上がったりと、ステキな週末を過ごすことが出来ました。いやぁ、この2人のカラオケのうまいこと。歌唱力バツグンなんで、また機会があったら、カラオケにいきたいっす。是非、誘ってください!。